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神は妄想である―宗教との決別
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| 商品カテゴリ: | 人文,思想,学習,考え方
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| セールスランク: | 6982 位
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参考になるネタはあるが語り口に品がなくて減点
生物進化学だけでなく、
心理進化学、社会進化学も駆使して、
神と宗教の害悪を糾弾した無神論者必読の書だが、
ドーキンスの語り口に品がないのは辟易する。
科学教の同志の筈のスティーヴン・ジェイ・グールド を批判する文が、
三回も出てくるのは白ける。
自分が宗教戦争に巻き込まれて死にたくないので、
むきになって宗教批判しているのだろうが、
ドーキンスはなんか大人げないと思ってしまう。
この本を読んで宗教を捨てる人をドーキンスは期待しているのだろうが、
効果は薄いと思う。
無神論者の知的武装の教養書としても、
クルト・ゲーデルの神の非存在証明には触れてないので片手落ち。
科学教の中でも、漸進的進化論者(つまり自分)が
もっとも知的レベルが高いと主張しているのは逆効果だよね。
物理学者は進化論を勉強して知的レベルを高めて、
物理の進化論を発見しないといけないそうですw
参考になる箇所はあるが、
ドーキンスの本から知ったとは言いたくないですな。
頭がすっきりー宗教の中で迷っている方へ
タイトルを見た瞬間に、スカっとそれまで頭を覆っていた黒雲が晴れたように感じ、脱カトリックを決意。日本人ではキリスト教徒でないと理解しずらい部分があるかもしれませんが、教会内の陰湿さを垣間見たことのある人、それによって精神に傷を負ったことのある人にとっては、救いの一冊、個人的な感想では、ああ、救われた、と正直に著者に感謝です。自分の理性を信じるように、迷妄に惑わされるな!恐怖に打ち勝って自分を信じること・・・
逆説的ですが、神は妄想である、と言い切るところに、もっと深い人間賛歌、人としての正直さがあります。
迷妄的に手に触れることのできない、神という概念を長年追いかけさせられて、誰もその実態を知らないし、知ったかぶりを続けるために誤魔化しながら生きつづけなければならない聖職者たちの欺瞞を見て見ぬふりをし続けていく「うそ」に疲れた人はどうぞ、お読みください。
彼らも自己にうそをついているがために、宗教の中は虚偽が横行して、それに気づいた人は、組織ぐるみで魔女狩りに合います。そのために人びとはお互いを監視しあう「愛と分かちあい、ゆるしあい」とは程遠い組織宗教の実態があります。たとえ教会を離れたとしても、宗教的な誤った思い込みを埋め込まれてしまって、精神の牢獄に長年、囚われ続けることになります。幻想をうちやぶり、個人個人が自己の気高さに目覚めてよい、と勇気をもって語っている一冊です。
「おめでとう、しかし」
ダーウインを大変尊敬する著者によると、ダイハード神学者はこの本にはいささかも動ぜずのようだが、「神」の存在を否定することに成功したかに見えるこの本に「おめでとう」と言いたい。しかし、この本が、特にキリスト教・イスラム教・ユダヤ教を信仰する人々が多い国々の若い人々が人生を考える上での基礎を与えることが出来たか否かは、わからない。この種の科学的考察の問題点は、もし「Psychical Knowledge (心霊的に得られた知識)」の一節を借りると、「科学的主張の問題点は、しばしばその主張が人々の心に響く応えになっていないことであり、実際、反感さえ引き起こすことである。」そして、これが人々の「神」を必要とする理由の一つかも知れない。同じpsychical knowledgeは、次のようにも言う:「全ての宗教には歪曲がある。その点では、あなた達の科学にも多くの点で歪曲がある。両者はせいぜい、Realityに対する近似的解釈に達しているに過ぎない。宗教はこれまで多くの偏見や残虐行為の原因となっているが、しかし、広島に落とされた爆弾はカトリックの聖テレサが落としたバラの花の雨ではない。これまでの科学や宗教における歪曲は悲惨なものであった。」著者は第7章で理論物理学者Steven Weinberg教授の「宗教は人間の尊厳に対する侮辱である。・・・・」を引用している。私もこの言には共感する。しかし、もしあなたが、故Ian Stevenson教授(1918-2007)の「生まれ変わり」に関する膨大な状況証拠を集めた研究成果を有意と認めるならば、あなたは次のようにも言えるでしょう:「ダーウインの進化論は人間の尊厳に対する侮辱である。何故なら、それは、人間の先祖は類人猿(Ape)であった、というのだから。」もちろん、Apeには、Apeとしての尊厳を認めるとして。
この本の価値は?
ドーキンスが科学的知識が豊富で肝っ玉が据わってることは良く分かりますが、この本て結局一部の専門家にしか分からないですよね。 一般の人が読んでも科学の知識がないから肯定も否定も出来かねるし・・・つまり参考にならない、自身の知識の誇示でしかないんじゃないだろうか? テロリストに対しても宗教的側面しか書かれてないし、彼らが欧米の利権主義の犠牲者である事実とかに対してはどう思ってるのかも疑問。 実際彼がここまでの知識を持てたのも、それが可能な社会環境があったからじゃないですか、多くの貧しい人達を犠牲にして。 すべての宗教=社会悪の根源みたいな短絡的なところも社会問題の全体を見渡せてない部分だと思います。 結局専門家というのは視野が狭くなりがちなんだなあと感じだ一冊でした。
日本人にはあまり危機感のない話なので、肩の力を抜いて読もう
実績的にも文句なしの世界的に著名な科学者が、まったく空気を読まずに神をフルボッコにする本。……という説明は不要なんだろうなぁ、けっこう売れてるみたいだし。
この本の目的は有神論者を無神論に転向させることではなくて(そういう人たちはそもそも本書を手に取りもしないだろう)、信仰を持つことが当たり前とされているような土地で虐げられている無神論者たちに対して強い味方がいることを知らしめることだ。ようするにアメリカとか、イスラム圏の国々に住む無神論者が読むととても勇気付けられる。なにしろ彼らは孤立しているので。でも日本でもよく読まれてるのは不思議だね。誰が読むんだろ。
ま、そんなに堅苦しい本じゃなくて、なにしろ「銀河ヒッチハイクガイド」の引用から始まってるんだから、(少なくとも日本では)肩の力を抜いて読めばいいんじゃないかな。
早川書房
悪魔に仕える牧師 神と科学は共存できるか? 利己的な遺伝子 <増補新装版> 虹の解体―いかにして科学は驚異への扉を開いたか 盲目の時計職人
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