オランダ東インド会社 (講談社学術文庫)



オランダ東インド会社 (講談社学術文庫)
オランダ東インド会社 (講談社学術文庫)

ジャンル:歴史,日本史,西洋史,世界史
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ヨーロッパの覇権主義を理解する上で

東インド会社は、単に経済活動だけではなく、軍事・政治・裁判に関わっ
た事実上の植民地経営を行っていた会社である。どのように入り込み、ど
のように本国から人を送り込み、現地を支配していったかを知るにはなか
なか興味深い。
今、インドネシアのアチェ州がもめているが、そのあたりの歴史的背景を
知るには良い資料である。
オランダ東インド会社は優良企業だったのか

アジアの歴史を見るとき、東インド会社の植民地経営は西欧の支配がアジアに色濃く及んだ時代の象徴として見える。しかし、その内実はスペイン、イギリス各国の利害、地元アジア資本との市場競争、現地政府との政治的取引など今日の貿易の利害と同じモノが見えてくる。また本国のオランダの通商権の弱体化によって東インド会社も弱体化する様子が丹念な資料を素に語られる点は興味深い。



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