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おまけのこ
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 17781 位
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狐者異(こわい)は怖い!
しゃばけシリーズ第4弾。
前作同様、一太郎の周りで起きる様々な出来事を妖(あやかし)の力を借りて解決していく。
本書の中に狐者異(こわい)という妖が登場する。
狐者異に関わった人や妖には、不幸がおとずれる...というなんとも恐ろしい妖である。
しかし、現世の人間社会でも関わった人を不幸にする(騙す)人間が多くいるのではないかと思う。彼らは妖なのだろうか....
まあ、いつもの。
いつも通りのお約束の展開。マンネリとも言えるが、安心して読める。
妖と、人と
今回は、若旦那が少し「成長」したなと、思う1冊でした。
妖も、それぞれの個性がはっきりと。
手代ファンにはものたりないかな?
「こわい」の悲しさや、どうにもならない人間の心の葛藤など、おとなっぽくなったかな?
鳴家ファンが増えますね。かわいらしい。我が家にもいてほしいな。
「おまけ」の意地
「しゃばけ」シリーズの第4弾です。
おおむね,このシリーズの骨格は固まってきた印象を受けますが,毎回異なる趣向は盛り込まれています。
本作では,「ありんすこく」において,主人公の「一太郎」の行動範囲が吉原にまで広がるのですが,表題作の「おまけのこ」より,小説としては面白いと感じました。人の‘慈しみ’‘嫉妬’‘葛藤’といった相矛盾する心情が表現されていると思うからです。もっともその分,あやかしの活躍が霞んでしまった感は否めませんが。
表題作の「おまけのこ」は,いつもは脇役であった「鳴家」に焦点をあてた作風であり,「一太郎」と「鳴家」との交流に,ほのぼのとした思いを抱かせます。
また「動く影」は,「一太郎」の少年時代を舞台にしており,江戸川乱歩の「少年探偵団」を彷彿とさせるわくわく感はあるのですが,「影女」の掘り下げが不十分な点が,個人的には残念でした。
とはいえ,多くの方が親しめる作品であることには変わりません。
一読の価値あり
御仏でさえ嫌うという狐者異(こわい)と若だんなが関わると...「こわい」、お雛と屏風のぞきのやりとり「畳神」、幼い頃の若だんなの冒険「動く影」、若だんなが吉原の禿(かむろ)と逃げる!?「ありんすこく」、鳴家(やなり)の大冒険「おまけのこ」
若だんなと妖怪たちのほのぼの推理帖。第四弾。
表題作「おまけのこ」は、普通に読んで楽しめる作品。いつもはぱっとしないその他大勢の鳴家の一匹が事件に巻き込まれて、大活躍。小さいからだでよく頑張ったね、とほめてやりたくなる。気になるのは、「ありんすこく」。吉原の女郎の足抜けを巡る騒動だが、主人は、その女郎をわが子のように思い、「娘」として「助けてやりたい」と思うと同時に、彼女が「商品」であるから、特別扱いはできないと身動きがとれない。彼女の生命に係るので、逃がしてやりたい、と気をもむのだが、健康であれば、使い捨てたのだろう。そして、彼女の朋輩の気持ちが私にはよくわかる。「どうしてあの子だけ...」運命とは常に不公平、などとふっと考えさせられたりもしました。妖怪ものの短編ですが、なかなか、それだけじゃないです。次も楽しみです。
新潮社
うそうそ ねこのばば ぬしさまへ ちんぷんかん みぃつけた
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